本当の体型を知る:NAMで明らかにする身体づくりの真実とは?

健康と美肌づくりに最適!これだけは知っておきたい活性酸素

土台づくりに欠かせない知識

カラダづくりをしていく中で

まずは自分自身でカラダの仕組みを理解することが必要です。

理解することで自分で自分を確認することができ、何よりコントロールしやすくなります。

ここがカラダづくりで大切なポイントです。

理解するまでいかなくても知っているというだけで、必要以上に不安や恐怖心といったストレスを受けずに済むからです。

「理解したいと思っていても、カラダの医学って難しい専門用語が沢山でてくるイメージがあり、化学式や漢字を見ただけで、拒絶してしまいがち、、、」

そんな風に感じていたら、安心して下さい。

難しいワードを理解しなくても、触れるだけで何となくカラダの仕組みをイメージできます。

理解しようとせず、触れる程度に、ぜひ読んでみて下さい。

それではいきます。

私たちのカラダづくりにおいて

カラダづくりに欠かすことのできない抗酸化と活性酸素について

簡単に解説していきます。

人の細胞は常に壊され再生されています。年齢やカラダの状態によって多様性がありますが基本的に歯や脳、または肝臓を除いて、約100日ですべてが入れ替わります。体内に60兆個あると言われる人の細胞は、1日に3000億個を壊し、また新しく作りかえています。

新しい細胞へと常に更新されている私たちは、厳密に言えば常に回転している存在だとも言えます。その回転を代謝と呼びます。その回転ペースは、あくまで健康的な生活をおくっている人のペースであって、現代社会に生きる私たちは、強いストレスを受けながら生活していることを考慮していくと、実際の細胞の回転ペース、つまり代謝がとても速くなっていることが予測できるわけです。

細胞の新陳代謝が速くなり過ぎるている私たちは、細胞を造り変える際に「ミス」が起こる確率が高くなるというわけです。

この「ミス」が起こる原因の1つに、活性酸素が大きく関わっています。

活性酸素は、細胞の中の遺伝子(DNA)を傷つけてしまうことから、活性酸素に対してどうやって対策していこうか?

というのが今の医療や美容業界の大きなテーマでもあり腕の見せ所となっているのです。

いちばんに活性酸素とは、何なのか?ということから触れてはいますが、からだの仕組は、とっても不思議なもので、それが全てではありません。カラダをご自分で確認する・コントロールしてこそ自立であり、カラダづくりであるわけですから、1~8つのことをカラダづくりに欠かせない知識として触れてみてください。

  1. 活性酸素
  2. 呼吸と鉄
  3. 腸内フローラ
  4. オート・ファジー
  5. クエン酸回路
  6. ストレス
  7. 骨格
  8. 睡眠

それでは、ここから、活性酸素について説明していきます。

ここで、質問です。

「断食を7日間」

「呼吸を3分間止める」

どちらが危険でしょうか?

どちらも危険なことには間違いないのですが、

私たちは、食べないで7日間過ごすことよりも、3分間酸素を吸わないで息をとめることのほうが圧倒的に危険。

呼吸ができないと死んでしまうからです。

言うまでもありませんが、酸素は絶対に欠かすことのできない命の源なのです。

しかし、この酸素は、違う一面も持ち合わせています。

酸素は、非常に強い毒性を発揮する一面がある。

食べ物などを真空パックにいれて保存する場合をイメージしてみてください。

酸素を抜いて保存します。

鉄も酸素に直接触れないようにペンキをぬります。

私たちの生活の中で、酸素と〇〇を触れさせないようにしていることって意外と多くあるのです。

「酸素は生きていく源、その反面、多過ぎる酸素は物質を変性させてしまったりする一面も持ち合わせている。」

酸素の原子構造は少し変わっています
酸素は、他の元素にはない特性を持っています。酸素は8個の電子の内、2個が他の元素のように「対」になっていません。この対になっていない2つの電子があることにより、酸素元素は「不安定な状態」であるといわれます。

特に、活発な動きをする不安定な酸素を「活性酸素」といいます。

活性酸素の意味とは、酸素が元気であるという意味ではなく、身勝手な酸素電子の行動が「活性」していることからいわれています。

酸素は、ある物質と結合することで酸化という状態をつくりだします。

この酸化とは、ある物質から電子を奪って結合することで、

この電子を奪う力を酸化力と呼びます。

まとめると、酸素とは

  • 息をするためのたいせつな気体ではあるけども
  • 酸化をもたらす強い毒性をもち
  • それは、ある物質から電子を奪って結合する

これが、酸素であり

更に、活発に、このような動きをするものを「活性酸素」と呼ぶのです。

元気な酸素!と誤解されやすい活性酸素ですが、

じつは、とても不安定な物質なんです。

その活性酸素にはいくつか種類があります。

酸素と○○が結合することで、活性酸素は起こるわけですから、当然、○○に応じた種類がつくられます。

私たちの体内では、人も細胞内(ミトコンドリア)でエネルギーをつくったり、免疫が異物と戦ったり、または紫外線を多く浴び過ぎたりした場合にも、副産物として活性酸素ができます。この活性酸素は1種類ではなく、対処する内容に応じて体内で何種類もつくられます。

例えば、風邪を引いた際に「熱」がでます。37度ほどの微熱のときは、体内では弱い活性酸素を用いてウイルスに対応します。しかし、強いウイルスが体内に侵入してきた際は、弱い活性酸素から強い活性酸素へとチェンジして対応していきます

この活性酸素は主に、4種類あるといわれています。それらをまとめてみます。

スーパーオキシド・ラジカル
活性酸素の中で最も大量に発生するタイプで、体内では酸素から生成されるために、体内での発生そのものはどうしても避けることはできません。ストレスや過度な運動などを出来るだけ避け、発生量を減らすことが大切です。

過酸化水素

この物質は、身近なところで使われています。それはオキシドールです。オキシドールとは過酸化水素であり、その毒性を生かして傷口の消毒や殺菌に使われます。この過酸化水素は、スーパーオキシド・ラジカルと水が反応して発生します。また、白血球に属する顆粒球は、体内の異物をやっつける際に過酸化水素を利用しています。しかし、増えすぎた過酸化水素は細胞の遺伝子(DNA)にまで傷をつけてしまいます。

③一重項酸素:
放射線や紫外線を浴びると体内で大量に発生します。この活性酸素は強い酸化力をもち、皮膚や目に障害を与えます。この作用を使い、癌細胞を縮小させる治療として放射線療法が有名です。

④ヒドロキシラジカル:
「①」の過酸化水素が、体内の糖質やタンパク質や脂質などのあらゆる物質と反応し発生します。活性酸素のなかで最も酸化力が強いのがヒドロキシラジカルです。この作用は、細胞内の遺伝子(DNA)をひどく傷つけてしまうほど強力で、いわゆる「ガン」を誘発する物質といわれています。

上記したように、

私たちは生きていく上で、活性酸素の発生を防ぐことはできません。

しかし、生活のスタイルやケアの手段によっては発生した活性酸素を無毒化または抑えることができます。

そのような人は、病気に罹りにくいのです。

活性酸素は体にとって敵か味方か

現代社会はストレス社会。人がストレスを受けたり、大量の放射腺を浴びたり、多くの薬を服用したりした際に、体内では活性酸素が発生します。その活性酸素は、細菌などを攻撃して人の生命維持には欠かせません。しかし、増えすぎた活性酸素の攻撃は、正常な細胞まで傷をつけてしまいます。

例えば、熱がでるということは、風邪のウイルスに対して、免疫が発する活性酸素が攻撃しているからです。一般的に熱が上がると、解熱剤を飲ませます。しかし、その行為は、逆に活性酸素の働きを抑制させてしまい、風邪の症状が長引くことになります。

しかし、強い活性酸素が出来過ぎることは、良いことばかりではありません。高熱が続く時には、強い活性酸素で脳細胞が壊死する可能性が高まります。我々の先人は、そのことを知っていたのか「頭寒足熱」ということを実践し、頭部を冷やしていたのです。

活性酸素が増え過ぎる条件
免疫のひとつである白血球が異物をやっつける武器は活性酸素です。また、抗がん剤も強力な活性酸素です。本来、活性酸素には異物などから体を守る働きがあります。しかし、逆に活性酸素が増え過ぎると、正常な細胞まで攻撃してしまい、病気や老化の原因になります。

ここで、活性酸素が大量に発生する原因をまとめてみます。

  • ストレスが溜まったとき、または開放されたとき
  • 炎症がおこった際に、白血球が感染源に対し攻撃したとき
  • 激しい運動をしたとき
  • 薬物が体内に入ったとき
  • 紫外線を長時間浴びた時
  • 手術で、止血していた場所に血液が流れ込んだとき(再還流)
  • レントゲン・CT・MRIなどの検査をしたとき
  • 抗ガン剤を投与されたとき
  • 電磁波・超音波にさらされたとき(長時間のパソコンの作業やスマホの見すぎ))

上記以外にも、身近なところでは、煙草の吸い過ぎやお酒の飲み過ぎ、または糖質の取り過ぎがあります。特に、過酸化脂質の食品(冷凍食品・油で揚げたスナック菓子・インスタントラーメン・串カツなどの揚げ物)を多く食べる現代人は、体内で多くの活性酸素が発生します。

つまり、活性酸素とは

  • 異物の攻撃して殺してくれる意味では、活性酸素は体にとっては必須な物質です。
  • しかし、それが増え過ぎると正常な細胞まで攻撃してしまい、自己免疫疾患などを発症する場合があります。

増えた活性酸素が攻撃する箇所は、人によって違う
上記したように、活性酸素が大量に発生した場合でも、病気の発生する場所は人によって違います。

例えば、活性酸素の攻撃で目が悪くなる人がいれば、頭髪が禿げてしまう人もいます。また、関節炎になる人もいます。

このような違いが生じるのは、体外から侵入してきたウイルスや化学物質、または体内に常在している細菌や毒素は、その人の弱い臓器・器官に溜まるからです。わたしたちのカラダは、多様性があり、みなひとりひとりがオリジナル。

その弱い箇所に存在する異物を、顆粒球が活性酸素を用いて攻撃します。その攻撃は正常細胞にまで及びます。ようするに、異物が溜まる場所が人によって違うので、病気が発症する場所に違いが生じるのです。

異物を攻撃する際に用いる活性酸素により、攻撃を受けた正常細胞は傷つきます。細胞が傷つくということは「細胞の中に存在する遺伝子(DNA)が傷つく」ということを理解してください。

遺伝子(DNA)が傷ついてしまうと、細胞の修復・復元能力が低下してしまいます。病気とは、細胞が正常に復元できない状態に陥っていることなのです。

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