鍼と言えば、東洋・中国医学。
鍼は長い歴史と伝統に裏付けられた、非常に信頼のおける医療手段です。
しかし、歴史が長いがために、現代に生きる私たちの悩みに適していない「欠点」もあります。
魔法陣のような陰陽五行論。
昔の生活や人間に基づいて裏付けされた東洋医学を、現代に生きる人間の体に当てはめて診る方法になってしまっているのです。
例えば
一般的な鍼治療では、現代に生きる私たちの悩みや病状に対して、症状を緩和する経絡や経穴に「ただ施すだけ」となっているのが現状です。
肩の痛みであれば、肩に鍼を施す
不妊治療であれば、お腹に鍼を施す
美容ケアであれば、お顔に美容鍼を施す
「筋肉を緩めて、自律神経を調える」
などといった治療は、昔から有るものであり、膨大なストレス現代社会に生きる私たちの悩みに対して、本当に効果的な治療だと言えるのか?
という疑問符を拭いきれません。
NAMの鍼治療とは?
経路や経穴ではなく、現代医学の神経や血管分布に基づく施術法で、西洋医学と中国医学の優れた点を融合させた鍼医術法。NAMにおける鍼治療は「コリ・カタマリ」を、体の汚血、毒ととらえ、鍼治療によって破壊していきます。
症状が起きているお体の神経や血管ルートを診ていきながら、毒や汚血が患部の周辺にたまっているかをみていきます。
リンパ節周りにはカタマリが多く発生します。
特別問題の無い血流ルートですと、小さい粒の気にならない程度のカタマリなのですが、症状が重かったり、慢性的なものですと、大きなカタマリとなっていることが多く、血管ルートの重要な位置にそのようなカタマリが生じてしまっていたりします。このコリやカタマリを破壊しながら、病巣周辺の血流を改善し、悪い状態をコツコツ縮小させて、最終的に大きなカタマリを消滅させます。
結果的に炎症や痛みも治まっていきます。
ですが、これも実は対症療法の域をでないため、治療のきっかけ、始まりに過ぎません。
「コリ・カタマリ」ができても体の力で治せる身体を築くこと
「コリ・カタマリ」がそもそもできない身体づくりをしていくこと
⇛【体の力を高める・築く身体づくり】によって
「自分で自分を治せる身体」
「コリを溶かす身体」
つまり
『自分で自分を治癒するための自浄作用を起動させること★』
を築くことが重要なのです』
そして、それを現代に生きる私たちが実現させるためには
これが、何よりも必要不可欠になります。
当院の治療は鍼治療と栄養療法を融合させたNAMという治療に取り組んでいます。
ストレスフルな現代社会において、ストレスを受けながら身体づくりに取り組んでいくことは至難の業。
自分だけで体を回復すること自体が、現代社会では難しく、だからこそ、生理的な回復をコツコツと築いていくカラダづくりが重要です。
生理的な回復に焦点を当てることで、ストレスに強い健康な体を作り、日々の生活をより充実させることができます。