本当の体型を知る:NAMで明らかにする身体づくりの真実とは?

イミューンケアの理由ーその③血管を拡張させて

血管に柔軟性を

私たちの体内には全長地球2周半にもおよぶ血管がホースのような構造で、血液が末端まで流れることで栄養・酸素が運ばれています。

ホースのような血管には実は「血液がにじみ出るためのすき間」があります。したがって、血管から血液の中の栄養成分がにじみ出ることで、細胞の隅々まで栄養を届けれる仕組みになっています。

 

体の主要な血管から毛細血管へ、全身に栄養や酸素が運ばれます。しかし、血管の柔軟性と血液が流れる速度の相互関係が乱れることにより、病気や症状が起きてしまう可能性があります。

私たちの体は生体の恒常性と言われる仕組みに乗り、体を安定させよう、調和を維持しよう、と自律神経のコントロールのもと動かせれています。

それでは

血圧がなぜ存在するのか?

それは

血圧を高めなければいけない体内の状況に陥っているから。

脳は、血液中の有効成分を細胞に届けるために、血管をより細くして血液との抵抗力(摩擦)を高めます。

その作用で、血管の壁から細胞に必要な栄養成分がより多くにじみ出し、細胞に栄養が有効的に運ばれます。

しかし、その作用は良いことばかりではありません。

血流が悪い箇所に急に血流が高まった際に、抵抗力(摩擦)が強すぎて病気が発症する場合があるからです。

虚血再灌流障害をご存知でしょうか?

わたしたちの身近なところだと「しもやけ」がまさにその状況です。

[aside type=”warning”]虚血再灌流障害とは?
虚血状態(血流の低下)にある臓器,組織に血液の再灌流が起きた際に,その臓器・組織内の微小循環において種々の毒性物質の産生が惹起され引きおこされる障害をいう。虚血の時間と程度,臓器の種類などにより障害の程度は異なり、不完全虚血の方が障害が強い場合もある。

例えば、動脈硬化症が進行した結果、破壊された血管壁の破片が血流に乗って移動し脳や心臓の微小血管に血栓を生じさせることがあります(脳梗塞・心筋梗塞)。

血栓によって長時間血流が阻害される(虚血状態となり酸素不足になる)とエネルギー(ATP)の供給不足で周辺の細胞が壊死してしまいますが、運良く血流が再灌流(再開)されてもその部位に活性酸素が発生して細胞を傷害します。この場合、活性酸素(スーパーオキシドラジカル、さらにはヒドロキシラジカル)が生じて細胞を傷害するのです。[/aside]

血流が悪い状態は、それだけで毒が発生

私たちに身近な「しもやけ」も、血液循環が低下したことで「手足の指」や「耳たぶ」などが一定時間虚血状態に陥ったことで引き起こさているのです。

例えば、冬に熱いシャワーを浴びたりお風呂に浸かると体が温まり、体が赤くなって、足や背中が痒くなります。また、冬場に急にウォーキングなどをすると、太腿(ふともも)付近に赤みを帯び痒くなります。

冬に気温が下がりはじめると体温も低下傾向になります。この状態のときに入浴や運動などをした場合は、急激な温度変化により血管の中を流れる血液量が急激に増えます。そうなると、体の多くの場所で「痒み」がでてきます。

「しもやけ」では、外気温が低下してくる初冬時期に、気温の低下に伴い体内の血流も低下してきます。そうなると、末端の細胞に血液が行きにくくなり、栄養素が不足してきます。

脳はそのことを感じとり、より血管を細くすることにより、血液との抵抗力(摩擦)を上げることで血液量を増やし、必要な栄養素を細胞に届けようとします。

その作用で、循環速度が急激に速くなりますが、「細くした血管」と「流れてくる血液との間」に大きな抵抗(摩擦)ができます。その結果、大量の活性酸素が発生し、その影響で皮膚は赤く、また痒くなります。

寒い時期になると皮膚が痒くなったりするのは、全身でこのような「しもやけ」現象が起こっているからだと推測できます。
皮膚の炎症に対し、

ステロイド系の薬を塗る人が多くいます。場合によっては、これは致し方ないことです。このステロイド剤の作用に血管を収縮させる作用があります。したがって、長期間ステロイド剤を使用することで血管は収縮して硬くなります

また、皮膚炎を患う人の皮膚には栄養が乏しいために、脳は血管をさらに収縮させて末端まで栄養を運びやすい環境をつくります。

そのことで、硬く収縮した皮膚に分布する血管内を、大量の血液が流れ込むことで血管と血流との間に摩擦が起き、大量の活性酸素が発生します。

寒い時期に皮膚炎が悪化する人は、皮膚表層に分布する血管で「しもやけ」が起こり痒くなっているのです。

私たちのカラダの表面は、肌・皮膚で構成されていることから

肌・皮膚に触れて観察していくと、血流が乏しい、つまり虚血状態に陥っている状態は、明らかに皮膚の質や温度が悪い感触を確認できます。

血管が硬く収縮していることで血流が悪いため、皮膚に何らかの症状を患っている人は栄養不足状態です。

脳は栄養の乏しい皮膚に対し、多くの栄養を運ぼうとしますが、血管が硬く収縮していることで思ったように栄養が届きません。

栄養が届かないことで、皮膚で作られる皮脂(皮膚に存在する脂)の製造が進みません。その結果、皮膚は乾燥し皮膚に傷がつきやすいことで皮膚に起きている炎症が治りにくくなります。

皮膚炎に限らず

シワやシミ、ほうれいラインなどの症状も同じことが言えます。

積み重ねてきた鍼医術は、体内の毒を排出させる

そこで血管を拡張させて血流を高めてあげる『鍼医術』がとても効果的です。

例えば、顔に症状が起きている場合、顔までの血管の通り道に対してケアを施していくことで栄養をしっかり届けることができます。

それと同時に、栄養の中に毒素が含まれないように肝臓のケアを行っていくが大切になります。

まずは血管を拡張して栄養を届けること。

どんなに良い成分を摂取しても

届けたい場所に届けられないのでは意味がありません。

血管を拡張させて栄養を届けることができてから、初めて『質』にこだわっていくことが最も自然な無理のないカラダづくりの手法です。

時代と共に、優しく血管を拡張させるものも増え、数年前よりも体に負荷なく自然にケアを行える、そんな時代に突入しているのです。

イミューンケアのまとめ

カラダの知識を深めることができれば、カラダづくりを優位に展開できる。

カラダの根本的な力を高めることで、健康とキレイなカラダづくりを簡単に行うことができます。普段の生活リズムの中に以下のことを取り入れて、毎日コツコツとカラダづくりを実践していく。肝臓・抗酸化・血管の3つに気を配りながら、カラダの変化を楽しんでいくことも醍醐味のひとつになります。

  • 血管を拡張させていく
  • 抗酸化物質を取り入れていく
  • ストレスをケアする
  • 血行や神経の伝達をたかめる
  • ビタミン・ミネラルをバランスよく摂取する

カラダづくりをもっと自然に効率よく実現していくためのケア専門院として、貢献させて頂けたら幸いです。

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